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2021.06.17

ORiNと5Gを活用して、複数メーカーの産業用ロボットをひとつのソフトウェアで遠隔操作する実証実験に成功

ORiNと5Gを活用して、複数メーカーの産業用ロボットを

ひとつのソフトウェアで遠隔操作する実証実験に成功

~ドコモ5Gを活用した産業用ロボットの遠隔操作実験は日本初~

 

 当社と、株式会社NTTドコモ、株式会社デンソーウェーブ、ヤマハ発動機株式会社、株式会社オフィスエフエイ・コム、ORiN協議会は、高速通信規格「5G」を活用し、複数メーカーの産業用ロボットを統合的に遠隔操作する実証実験に成功しました。

 本実証実験には、異なるメーカーの産業機器を規格の壁を越えて統合するミドルウェアの「ORiN(オライン)※1」と、「クラウドダイレクト※2」を活用しました。ドコモ5Gを活用した産業用ロボットの遠隔操作実験は日本で初めての成功※3となります。

 

 実証実験の詳細につきましては<別添資料>をご参照ください。

 

今後、ロボットをはじめとして、工場内のさまざまな機器が5Gで接続されることで、工場内のレイアウトフリーの実現や、各工場の設備連携などのさらなる発展が期待されます。

 

実証実験の様子


【注】

※1          ORiNは、Open Resource interface for the Network。さまざまな産業用機器の登場により乱立する「データ通信規格」と「プログラム言語」をひとつにすることを目的として、1999年度からNEDOの3か年プロジェクトで日本ロボット工業会が主体となり開発されたソフトウェアです。

※2          クラウドダイレクトは、伝送遅延の低減とセキュリティの高い通信を実現する閉域接続サービスです。(各種条件により遅延時間は変動するため、ネットワークの伝送遅延は必ず一定以下になるといった保証をするものではありません。)

※3          NTTドコモ調べ。2021年5月26日時点。


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